◇明治安田J1リーグ第28節 京都3―0FC東京(2024年8月24日 サンガスタジアム by KYOCERA)
京都の進撃が止まらない。5得点を挙げた前節17日のC大阪戦(ヨドコウ)に続き、この日も3得点でFC東京を粉砕。暫定15位に浮上した。
MF平戸太貴が前半2分、36分の右コーナーキックでFWラファエル・エリアス、FW原大智のゴールをそれぞれアシストすると、後半5分にはFWマルコ・トゥーリオからのスルーパスをペナルティーエリア右で受け、そのまま右足でゴール。自身J1初得点まで挙げ、全得点に絡む大活躍を見せた。
試合後のインタビューで、チョウ貴裁(チョウ・キジェ)監督は高校野球・夏の甲子園で23日に全国優勝を果たした京都国際に言及。「京都市民としても非常にうれしく思いましたし、彼ら高校生の努力して頂点を目指すというところに僕も勇気をもらいました。本当におめでとうという気持ちがありましたけど、今日の試合、プロチームとしてそれに恥じない試合をしたいなと思っていました。京都国際の全国優勝と、今日サンガがFC東京さんに勝てたというのは、この2日間は京都市民にとっても我々にとっても忘れられないゲームになったと思います」と振り返った。