女優でタレントの立花理佐（52）が、24日放送のBS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴」（土曜後9・00）にゲスト出演し、芸能界以外のもう一つの夢について明かした。
86年に「第1回ロッテCMアイドルはキミだ！コンテスト」でグランプリを獲得し、芸能界入り。87年にはTBSドラマ「毎度おさわがせします」のシーズン3に主演し、女優デビューを果たすなど、人気アイドルとして80年代を彩った。
芸能界には小学生時代からあこがれていたという。「河合奈保子さんとかがすごくて、“河合奈保子さんみたいになりたい”って卒業文集に書いて。その後に（中森）明菜さんとか出てきて、小泉今日子さんとか」と明かした。
オーディションの裏話も披露した。単純に履歴書や写真を送るというものではなく、ロッテ「ビッグコーン」というアイスクリームに付いた応募券を集めて応募するという珍しい方式だったという。「十何枚、送らないといけない。大変。これくらい大きかったの」。手で20センチほどの大きさを示しつつ、「みんな家族だの、友達だの、食べてって」と、周囲の協力もあって応募できたことを明かした。
その後はとんとん拍子だったようで、「地方の予選をやって、東京に来て下さいって」と振り返った。大手メーカーのオーディションとあって、立花の記憶によると、応募総数は1万3000人ほどだったという。
夢のアイドルへ第一歩を踏み出したが、当時はもう一つ夢があったという。「当時クラッシュギャルズってすごい人気があったの。女子プロレスラーに憧れて、女子プロレスラーになりたかった。小倉由美さんという人が好きでレスラーになろうとしていた」。ところが、当時は空前の女子プロレスブーム。「当時、すごい倍率が（高かった）。身長だけで落とされるから、無理だろうなと思って。格闘技大好きなんですよ」と、諦めた夢について語っていた。