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C大阪は4失点で完敗 途中出場の香川は負傷でピッチを去る

スポニチアネックス 2024年8月24日 22時35分

 ◇明治安田J1リーグ第28節 横浜M4―0C大阪(2024年8月24日 国立競技場)

 前半はGK金鎮鉉(キム・ジンヒョン=37)を中心に横浜Mの攻撃をしのいでいた。37分、横浜MのMF西村拓真(27)のヒールパスがペナルティーエリア内にいたFWアンデルソン・ロペス(30)に通り、シュートを撃たれた。GK金は右手一本でこれを止めて得点を許さなかった。

 後半開始早々に試合が動いた。DF奥田勇人(23)がゴール前に詰めていたFWアンデルソン・ロペスのユニホームを引っ張って倒してしまう。このPKを決められて4分から追う展開になった。

 6月30日の名古屋戦から7試合も白星から遠ざかっていることもあって、小菊昭雄監督(49)は22分にMF香川真二(35)ら3選手を同時投入。「真二はリーダーシップ、クオリティー、彼の輝きが必要になってくると思ったので起用した」と劣勢の打開を図ったが、28分と38分に立て続けに失点して敗色が濃くなっていく。

 頼みの香川も43分に横浜MのMF喜田拓也(30)と激しく接触してプレー続行が不可能になった。スッタフに付き添われてそのままピッチを後にした。C大阪は交代枠の5人を使い切っており、10人で戦い続けたがさらに1失点して0―4。前節の京都戦の5失点に続いて守備が崩壊した。

 試合後、小菊監督は「後半の立ち上がりはいい守備で入ろうとしたが、PKが重くのしかかった。選手たちはこの1週間、素晴らしい準備をしくてくれたので、監督である私の責任。次は勝かたなければいけない特別な試合。苦しい状況だけど、ダービーがあることをプラスに捉えてやっていきたい」と31日のG大阪戦に目を向けた。

 香川については「肘か肩かと聞いていますが、詳しいところは聞いていない。まだ彼とも会ってないし、ドクターからも結果を聞いてない。久しぶりのリーグ戦だったと思うけど、試合勘を経験でカバーした。ケガは残念だが軽症であることを願っている」と話した。

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