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横浜・加藤蓮、途中出場から1分でJ1初ゴール!「アグレッシブに前に走った結果がゴールに」

スポニチアネックス 2024年8月24日 23時24分

 ◇明治安田J1リーグ第28節 横浜4―0C大阪(2024年8月24日 東京・国立競技場)

 横浜F・マリノスはC大阪に4―0で大勝し、16年ぶりとなった国立競技場でのホームゲームを白星で飾った。1―0の後半28分には途中出場のDF加藤蓮(24)が記念すべきJ1初ゴール。自慢のスプリントを披露し、出場からわずか1分でネットを揺らした。

 チームが誇るアタッキングフットボールを象徴するかのような一撃だった。加藤蓮は1―0の後半27分に投入されると、すぐさま見せ場がやってくる。カウンター攻撃に合わせ、自陣ペナルティーエリア手前から右サイドでスプリント。最後はFWエウベルの左クロスを左足で押し込み、ファーストタッチでネットを揺らした。

 「スプリントは自分の武器。試合に入る時はファーストプレーをいつも意識している。アグレッシブに前に走った結果がゴールにつながって良かった」

 ゴールを決めると、横浜サポーターで埋め尽くされたホームエリア前まで駆け寄り、ガッツポーズで喜びを表現。試合後の取材エリアでは「感情を爆発させた。うれしかったのでゴール裏に行った」と笑顔で話した。

 サイドバックを主戦場とし、東京Vからの完全移籍で今季から横浜でプレー。得点への思いも強く、横浜のスタイルにも溶け込んでおり「今のサッカーはサイドバックも点を取るし、サイドバックで1試合のチームの良い、悪いが左右される。マリノスのサッカーはサイドバックもアグレッシブに攻撃することが特徴。ゴールを取りたい気持ちでやっている」と話す。

 10試合ぶりクリーンシート(無失点)にも貢献したが「まだまだ守備で課題が多い。(好不調の)波をなくさないといけない」と貪欲だ。日々、DF松原ら先輩たちから技術を吸収することも多く「守備はもっと高いものをつくりたい。チームに素晴らしい環境があるので、日々高めていきたい」とさらなる成長を誓った。

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