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古江彩佳 後退でメジャー連勝遠のく パットで大苦戦「全く納得のいかないゴルフだった」

スポニチアネックス 2024年8月25日 2時2分

 ◇米女子ゴルフツアー AIG全英女子オープン第2日(2024年8月23日 セントアンドリュース・オールドコース=6784ヤード、パー72)

 7月のエビアン選手権でメジャー初制覇した古江彩佳(24=富士通)は60位から出てバーディーなしの1ボギーで73とスコアを落とし、通算5オーバーに後退、メジャー連勝は遠のいた。畑岡奈紗(25=アビームコンサルティング)は71で回り、通算3オーバーとして最終日を迎える。19年大会覇者の渋野日向子(25=サントリー)は第2日で通算14オーバーの140位とし、2年連続の予選落ちとなった。

 出だし1番、古江の3メートルのバーディーパットは30センチショートした。風は穏やか、雲の谷間からは青空も広がる中でティーオフ。「1つでも上に」と上位浮上を期した第3日だったが、パットの距離感に苦戦し、むしろ73とスコアを落とす結果に唇をかんだ。

 「全く納得のいかないゴルフだった。パッティングでずっとショートしたのが悔しい」

 10、11番と3メートル前後のパーパットを沈めるなど粘りは見せた。しかし14番で第3打がグリーン手前にショートし、パー5でボギー。結局スコアが動いたのは、このホールだけだった。33パットを要したグリーン上、そして持ち前のショットも風に翻弄(ほんろう)されている。メジャー連勝は遠のいたが、「頑張るだけ」と聖地での最終18ホールに向けて気持ちを切り替えた。

《奈紗(71)伸ばせず》

 ○…畑岡は71と伸ばしきれず、通算3オーバーにとどまった。10番までに3バーディーを奪ってスコアを伸ばしながらも、最終18番で3パットのボギーを叩くなど「風も穏やかで通算イーブン、アンダーパーにできるぐらいのショットの感じだった。もう少しグリーン上が決められたら」と悔しがった。今季はここまでのメジャー4戦はトップ10に入れていない。最終日に向けて「ビッグスコアを出したい」と力を込めた。

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