◇インターリーグ ドジャース―レイズ（2024年8月24日 ロサンゼルス）
スポーツ専門局「スポーツネットLA」のリポーターでドジャース担当を務めるキルステン・ワトソンさんが24日（日本時間25日）、本拠でのレイズ戦前に取材対応。前日のレイズ戦で劇的なサヨナラ満塁本塁打と1盗塁を決めて史上最速の出場126試合目で40本塁打＆40盗塁を達成した大谷翔平投手（30）とともにウオーターシャワーの祝福を浴びた場面を振り返った。
ワトソンさんは前日の試合後に40―40を達成した大谷に中継内でインタビュー。その際にT・ヘルナンデスがぶちまけた大量の水を全身に浴びたが、びしょ濡れになりながらインタビューを続けた。ワトソンさんは試合後、自身のインスタグラムに大谷のインタビューをする動画を投稿。「翔平は正式に40―40クラブのメンバーになった。それだけの価値があった。でも、とても寒い。オーマイゴッド」とつづった。さらにその後、別の投稿で、水をかけたロハスとT・ヘルナンデスに向けて「美容院の請求書を送ります」と笑顔の絵文字とともに投稿し、ジョークで笑わせた。
この場面について、一夜明けたワトソンさんは「（水を浴びるとは）思いもしなかった。ホームプレートにタッチした時に捕まったようなものだと思った。まったく予想していなかった」と振り返った。仕事柄よくあることだと思うがと問われても「個人的にはないと思うけど。私は幸運なことにウオータークーラーで水浸しになるのを避けたり、かからなかったことが多かった。でも、この仕事ではよくあることだと思う」とコメント。本当に水をかけたT・ヘルナンデスとロハスに美容院の請求書を送るかと問われると「まだ送ってはいないけど、そうするつもりよ（笑い）」とイタズラっぽく笑った。
この日の試合前にロハスから謝罪を受けたことも明かし「“リポーターがずぶ濡れになるたびに申し訳なく思っている”と。でも心配しないでください。そんなに深刻なことではない。ドジャースの人たちがどういう人なのかわかるわよね。彼らはとても優しいし、気にかけてくれる。だから、彼が謝る必要があると感じたという事実はとても優しいということ。でも翔平は笑ってたけどね（笑い）みんな笑っていたし、彼も笑っていた。でも謝る必要はないわよね。彼のせいじゃないんだから（笑い）」と笑顔で話した。