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堂本剛 芸能活動が「本当に苦しくてしんどくて」葛藤も「方向転換」できたワケ「霧が晴れる感じが」

スポニチアネックス 2024年8月25日 14時22分

 「KinKi Kids」の堂本剛(45)が24日放送の日本テレビ「アナザースカイ」(土曜後11・00)にゲスト出演。かつての葛藤と、そこから方向転換するきっかけとなった出会いについて語った。

 堂本はVTRで故郷・奈良を訪れた。人として、アーティストとして「自分らしく生きる」を大きなテーマとして掲げるが、最初からそれができていたわけではなかった。

 「自分が仕事をして家に帰って来た時の、ギャップがどんどん生まれるっていうか。自分は別にそうじゃないのに、現場に行くとそうならなきゃいけなかったりっていう、その距離感がどんどん出てくるというか、まあ誰でもあることですけどね」と振り返った。

 「仕事をしている自分が、求められる自分と合わなくなっていくっていうんですか。堂本剛はこうあってほしい、こうでいてほしい。でもそれはあくまでも僕じゃなかった場合に苦しくなるじゃないですか」と堂本。

 「でも自分が年取った時に、違う自分を愛してもらうよりかは、本当の自分を愛してもらった方がいいなと思ったんで。自分を生きるっていうふうに方向転換しましたね」と打ち明けた。

 スタジオで堂本は「本当に苦しくてしんどくてそれこそ」と吐露。MCの今田耕司が「言うたらもうまた1位獲らなとか、究極のとこにおったもんね」と話せば、堂本は「そうですね。いろんな方々の思いの中にまみれながら生きることがやっぱ多くて。そうすると自分のイメージっていうものがどんどん独り歩きして。で、自分じゃなくなっていくというか。それで苦しんだ時にたまたま聴いたのがファンク・ミュージックで」と回顧した。

 「譜面通りじゃない音楽だから楽しくて仕方がない。ライブではもうなんでもありなステージにしてるんで」と言及。「ファンク・ミュージックっていうセオリーっていうかマナーというものはきちんとあるんですけど、ジャンルはもう本当に自由で」と続けた。

 「音楽だって譜面通りやらなくていいんだっていう。人生だってこういうふうに生きて、こういうふうにしていくことが幸せだよって誰かが決めてるだけじゃないですか。自分にとっての最高に向かって生きればいいだけ」と気持ちは吹っ切れた。

 「なんかもうどうでもええなって。霧が晴れる感じが凄くします」と穏やかに話した。

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