元祖二刀流で「野球の神様」と称されるベーブ・ルースがヤンキース時代にカブスと戦った1932年のワールドシリーズ第3戦で予告本塁打を放った際に着用していた伝説のユニホームが競売を実施した「ヘリテージ・オークション」で2412万ドル（約35億2200万円）で落札されたとスポーツ専門局ESPNが24日（日本時間25日）に報じた。
22年8月に落札された、名選手ミッキー・マントルの野球カードの1260万ドル（当時約17億4000万円）を抜き、スポーツ関連のオークション落札額では史上最高額を更新した。
ESPNによれば、ルースのヤンキース時代のビジター用ユニホームは、標準の20％の「バイヤーズ・プレミアム」を含み、19年ぶりに一般向けに販売された。
ルースのユニホームが最後にオークションで売れたのは05年で、94万ドルで落札されたが、着用した試合が不明で「1932年のワールドシリーズ」としか関連付けられていなかった。