◇プレミアリーグ第2節 リバプール2―0ブレントフォード(2024年8月25日)
リバプールの日本代表MF遠藤航(31)は25日、本拠初戦となったブレントフォード戦で2試合連続のベンチスタート。2点リードの後半アディショナルタイム(AT)に今季初出場。チームは2―0で勝利し開幕2連勝。移籍後公式戦100試合出場のコロンビア代表FWルイス・ディアス(27)が“メモリアル弾”となる先制ゴールを決めた。
スロット新監督が就任したリバプールは開幕戦となった17日の敵地イプスウィッチ戦に2―0と勝利し、白星発進。クロップ前監督の元では主力だったMF遠藤だが開幕戦は出番なし。代わりに出場したMFフラーフェンベルクが活躍し、指揮官のスタメン起用に応えた。
スロット監督は開幕前、遠藤が務めるボランチのポジション争いについて「今シーズンはフラーフェンベルクが“6番”としてスタートする。なぜなら彼には“6番”としてプレーする素質があるからだ」とコメント。まずは遠藤よりもフラーフェンベルクを評価し、開幕でスタメン起用される流れとなった。
そしてこの日も遠藤はベンチスタート。開幕戦に続きフラーフェンベルクが中心選手のMFマカリスターと並び、ダブルボランチの一角として起用された。
試合は前半13分、カウンターからFWルイス・ディアスがDFラインの裏へ抜け出し今季初得点となる先制ゴール。この日リバプール公式戦通算100試合出場となったルイス・ディアスにメモリアル弾が生まれた。さらに後半25分にはエースFWサラーにも今季初得点が飛び出し、2―0と快勝。
遠藤は後半アディショナルタイム、フラーフェンベルクに代わって途中出場。プレータイムは少なかったが快勝ムードに沸く本拠サポーターの前で新シーズンの“第1歩”を記録した。