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橋下徹氏 石破氏に「一か八か、議員仲間のことは振り切って国民目線でメッセージ出してってもらいたい」

スポニチアネックス 2024年8月26日 10時9分

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が26日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。自民党の石破茂元幹事長(67)が24日、地元の鳥取県八頭町の神社境内で、自身5度目の挑戦となる党総裁選への立候補を表明したことに言及した。

 石破氏は、派閥裏金事件を受け「ルールを守る政治を確立する」と強調。地方での経済活性化も訴えた。また、出馬会見の中で、自身の弱みについて「実際に党を動かし国政に携わる国会議員の理解を得る努力を十分にしてこなかった」と述べた。

 橋下氏は、この石破氏の自己分析について「結局、石破さんの強みでもあり弱みでもあることは、議員仲間、国会議員の仲間のことをどれだけ大切にするかということなんですけれども、石破さんはあんまり議員仲間とのコミュニケーションを大切にしてこなかったタイプなんです」と言い、「僕もそうなんです。国会議員というのは結局、仲間とのコミュニケーションっていうのは日頃の飲み食いなんです。僕も参加したことあるけど、本当にしようもない話を何時間もやるから、僕はもう行かなくなったんです。石破さんも同じようなタイプ」と指摘。

 そして、「そうすると、国会議員から“あいつは付き合い悪い”“面倒見が悪い”“フォローがない”“上から目線だ”とかボロカスに言われる。でも石破さんはそういう時間よりも自分の政策の勉強をしたいとやったわけなんですよ」とし、「ここが難しくて、総理になろう、総裁になろうと思ったらこのしようもない飲み会をやり続けないと支持を得られない。僕の場合には、維新という政党をつくりましたけど議員仲間づくりは全然やりませんでした。みんなは僕のこと大嫌いだと思うんだけど、僕の場合、知事、市長は直接選挙で選ばれるから議員仲間のことは考えずに、仲間が嫌がるようなことをやっていたんです」と説明。

 そのうえで「仲間が嫌がるようなことをやると有権者から支持を受ける」と言い、「今の国会議員は、どうしても国会議員のことを考えてやるから国民からの支持が離れる。だから、どっちを重視するかですね。僕はやっぱりね、議員仲間のことよりも国民のことを考えて一か八か、議員仲間のことは振り切って国民目線でメッセージ出してってもらいたいですね」と話した。

 ポスト岸田として、石破氏のほか、小泉進次郎元環境相(43)、河野太郎デジタル相(61)、茂木敏充幹事長(68)、小林鷹之前経済安全保障担当相(49)、加藤勝信元官房長官(68)、高市早苗経済安全保障担当相(63)、上川陽子外相(71)、林芳正官房長官(63)、野田聖子元総務相(63)、斎藤健経済産業相(65)の名前が挙がっている。

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