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金田一秀穂教授&齋藤孝教授が選ぶ 歌詞が美しいヒット曲「起承転結完ぺき」「ちっとも分かんない。でも」

スポニチアネックス 2024年8月26日 14時17分

 杏林大学教授の金田一秀穂氏(71)と明大の齋藤孝教授(63)が26日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)に生出演。“歌詞が美しい”と思うヒット曲を明かした。

 日本語のスペシャリストとして登場した2人。

 「日本語的に美しい歌詞のヒット曲」として、齋藤氏は、松本隆作詞の太田裕美「木綿のハンカチーフ」を挙げ「そもそも、木綿のハンカチーフっていうタイトルがすごい。ハンカチーフにちょっと古い時代の木綿を合わせたのが素晴らしい。水分の吸収度だけじゃなく、素朴な感じ。それが曲のオチにくる。起承転結が完ぺき」「比喩表現が豊か」と絶賛した。

 一方、金田一氏は井上陽水作詞の「少年時代」をチョイス。「聞いてても自分のイメージがちっとも浮かんでこない。“風あざみ”とか、何をするのかちっとも分かんない。でも、言葉として美しいから、言葉が生むイメージだけで歌ってる。言葉の美しさを上手に作ってるのが詩人なんですよね」と評した。

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