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中嶋一輝「冷静に倒す」 和気慎吾「勝つことしか考えていない」27日東洋太平洋Sバンタム級タイトル戦

スポニチアネックス 2024年8月26日 16時23分

 大橋ボクシングジム主催興行「NTTドコモPresents Lemino BOXING フェニックスバトル120」(27日 東京・後楽園ホール)の前日計量が26日、都内で行われ、東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦に臨む同級王者・中嶋一輝(31=大橋)が55・3キロ、挑戦者で同級7位の和気慎吾(37=FLARE山上)は55・1キロでパスした。

 初防衛戦となる中嶋は今年2月、中川麦茶に大差判定勝ちし同級王座を獲得。この日は、頬はこけ減量に苦しんだ様子もうかがえたが「いつも通り冷静に倒したい」と静かに闘志を燃やした。9月3日には同門の先輩の世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥と、WBO世界バンタム級王者の武居由樹が東京・有明アリーナでダブル世界戦に臨む。「いい流れをつくりたいですね」と自らに言い聞かせるように話した。

 対する「リーゼントボクサー」和気は「100%(勝つ)自信はある。今やれることは全部やってきた」と自信満々。中嶋については「減量がきつそうで覇気を感じなかった」と言い切った。

 16年には世界挑戦経験もある実力者で次が42戦目になるが「毎試合過去最高を更新している。不安はもちろんあったが、練習を乗り切ったからこそ自信が確信に変わった」と気合十分。37歳だが世界再挑戦へ思いはまだまだ消えておらず「最後に勝ってベルトを巻くことしか考えていない」と自信満々に話した。

 セミファイナルの日本スーパーフェザー級タイトルマッチ10回戦に臨む日本同級王者・奈良井翼(RK蒲田)と日本同級1位の福井貫太(石田)はともに58・8キロで計量をパスした。

 日本ウエルター級王座決定戦に臨む同級1位の石脇麻生(石田)は66・6キロ、同級4位セムジュ・デビッド(中日)はリミットを900グラム下回る65・7キロだった。

 ほかに日本スーパーウエルター級10位の安達陸虎(大橋)と日本同級4位の小林柾貴(角海老宝石)による同級8回戦など6試合が行われる興行はレミノで独占生配信される。

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