グローバルビジネス誌「Forbes JAPAN」が「世界を変える30歳未満」30人を選出する「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2024」受賞者発表セレモニーが26日に都内で行われ、受賞者が発表された。お笑いコンビ「令和ロマン」高比良くるま（29）が登壇し、受賞した喜びを語った。
紹介が終わる前に駆け足で登場したくるま。番組収録直後の参加となった。9月3日で30歳。ラストイヤーでの受賞に「本当にうれしいです」と喜びを爆発させた。
昨年、後輩の8人組ユニット「ダウ90000」の蓮見翔が同賞を受賞。「なんとか僕も取れないか」と試行錯誤してきたという。蓮見が「主宰」と名乗っているのを手本とし「この言い方をすることによって、お笑いの枠を飛び抜けた存在かのように見える」と感じ、自身のX（旧ツイッター）アカウント名を「“令和ロマン 主宰”に変えていた」と告白。
「それが完全に目にとまりました！」と声を大にし、今後受賞したい人へ「プロフィールを“主宰”に変えてください！可能性グッと高まりますので！」と念押しした。
「M-1」優勝、TBS「ラヴィット」の木曜隔週レギュラーなど、多岐に渡り活躍するくるま。支えは「お客様」だ。観客があってこそ、芸人としてステージに立つことができる。「家族や友人と会うよりお客様に見ていただいている時間の方が長い。本当の自分を知っているのは、家族や友人よりもお客様かもしれない。その評価や期待に応えるのが、人間としても幸せな気持ちになれることだと思う」と芸人としてのやりがいを熱く語った。
今後も笑いで世の中を楽しませ「この賞に恥じないようにこれからも頑張りたいです」と気を引き締めた。
本賞は2011年、“Forbes US版”でスタート。各業界を代表する次世代を担う30歳未満のイノベーターを選出する。現在、25カ国以上で企画展開。Facebook（現Meta）創業者のマーク・ザッカーバーグ氏、サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドなど著名人が過去受賞者として名を連ねる。
今年、ロッテの佐々木朗希投手、4人組アーティスト「新しい学校のリーダーズ」らも同賞を受賞した。