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ホワイトソックスがシーズン100敗目 勝率・237の超低空飛行 1962年メッツの120敗更新も…

スポニチアネックス 2024年8月26日 17時34分

 ◇ア・リーグ ホワイトソックス4―9タイガース(2024年8月26日 シカゴ)

 歴史的な低迷を続けるホワイトソックスがシーズン100敗目を喫した。

 タイガースに4―9で敗れて3連敗。8月終了を前に131試合で100敗目となった。勝率は・237。131試合目での100敗到達は、1916年のフィラデルフィア・アスレチックスの130試合に続く不名誉な記録となった。

 この日は初回に2点を先制。序盤はリードを奪うも、先発・キャノンが崩れて4回8安打5失点で8敗目を喫した。

 昨季もチームは101敗で、2年連続での100敗以上は球団史上初の屈辱となった。

 ペドロ・グリフォル前監督は既に解任され、現在はグレーディ・サイズモア・コーチが暫定的に指揮を執っている。指揮官は「ロッカールームの全員が、この数字(100敗)がどれほどいらだたしいことかを知っている。絶対にだ!」と力を込めた。

 1899年にクリーブランド・スパイダースが記録した134敗には届かないが、近代野球の1900年以降のワースト記録は62年メッツの120敗。残り31試合のホ軍はこの記録を更新する可能性がある。

 指揮官は「今年は楽しい年でも、良い年でもなかった。だから、誰もがこの経験から学び、前進できると思う」と、来季に向けて捲土(けんど)重来を期した。

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