全日本プロレスは26日、都内で3冠ヘビー級選手権の記者会見を行った。
会見にはベルトを管轄するPWFのドリー・ファンクJr、初の防衛戦の王者・青柳優馬と挑戦者の宮原健斗が出席。1年7カ月ぶりに3冠に挑戦する宮原は「地元・福岡で7年半ぶりに3冠戦が行われる。当時はこの俺が王者だった。今回は挑戦者。全日本は今新時代が登場し、盛り上がっている。さらに加速して、日本を回るには全国区のこの俺がふさわしい。1発で獲ります」と豪語した。新たなコスチュームを新調すると力が入る。
王者の青柳は「このカードは全日本の黄金カード。今年3度目だが、黄金カードでしかできない3冠戦をやる」と堂々としたもの。宮原には「スーパースターというが、軽すぎる。安斎（勇馬）や斉藤ブラザーズのつめのアカを飲んでもらいたい」と言い放った。続けて「謙虚さがない。3冠戦だけでなく今後を左右するもの。宮原の暴走を止めないといけない」とベルトの防衛とともに打倒・宮原を誓う。
立ち合ったドリー・ファンクJrは「次のリーダーの激しい戦いを見守っていきたい。ゆっくりと観戦したい」と2人の激しい戦いに期待していた。