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阿武咲が7月に右足首を手術したと明かす「ここから仕上げていく」6年ぶり十両転落の秋場所へ意欲

スポニチアネックス 2024年8月26日 19時4分

 日本相撲協会は26日、大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。6年ぶりに十両に転落した阿武咲(28=阿武松部屋)がこの日、阿武剋(24)の新入幕会見後に千葉県習志野市の阿武松部屋で取材に応じた。

 阿武咲は東前頭5枚目で臨んだ名古屋場所、初日から3連敗した後「右足関節炎、右膝陳旧性後十字靱帯損傷」の診断で途中休場。0勝4敗11休となり、秋場所は西十両筆頭まで番付を下げた。休場中は、すぐに帰って右足首の内視鏡手術を受けたという。「間に合わせるように先場所休場したので」と、秋場所の出場に意欲。実戦稽古はまだ再開できていないが「ここからしっかり仕上げていくので、初日には万全で」と復活を誓った。

 十両に転落するのは、2018年夏場所以来6年ぶり。「十両だろうが幕内だろうがやることは変わらない」としながらも「悔しいというかつらい気持ちもある」と複雑な心境を吐露した。また、弟弟子の阿武剋が幕内に昇進して部屋頭になったことも刺激に。「うれしいと同時に悔しい。一緒に切磋琢磨して頑張りたい」と対抗心を燃やした。

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