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亀田大毅氏「本音は倒してほしかった」 弟・和毅のIBF挑戦者決定戦終えて厳しい言葉「世界戦は厳しい」

スポニチアネックス 2024年8月26日 19時11分

 ボクシング元世界2階級王者の亀田大毅氏(34)が26日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。24日にIBF世界フェザー級指名挑戦者決定戦に臨んだ元世界2階級制覇王者で同級3位の亀田和毅(TMK)の試合について振り返った。

 勝てば世界戦切符を手にすることができる同級2位レラト・ドラミニ(南アフリカ)とのリベンジマッチ。和毅は終始プレスをかけ続けて5回にはダウンを奪い内容的には完勝。判定は5点差、1点差、1点差負けの2―1で会場が大きくどよめいた。

 大毅氏の採点は116―111で和毅の勝利だったという。その上で「際どかった3つのラウンドをドラミニにつけたら114―113になるんですよ」と言及した。

 そしてダウンを奪った5R以外にも明確にポイントを取ったラウンドが和毅の方が多かったと明言。「明確に取ったラウンドは10―9で和毅。だけどドラミニが際どく取ったかもしれないみたいなラウンドをドラミニにつけると114―113になる」と説明し、「和毅が負けてる試合ではなかった。ドラミニの良いところもあったけど…本音を言うなら倒してほしかった」と正直な感想を話した。

 10日に米国で行われたタイトルマッチでルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)を破った新王者アンジェロ・レオ(米国)への挑戦権を手に入れた和毅。

 大毅氏は今回の試合前の時点で「ギリギリの試合で勝つならもう辞めた方がいい」と厳しい言葉を口にしていたが、試合を終えてもその言葉に対する思いは変わらないという。「ここまでやってきて、目の前に世界戦があるなら戦った方がいい。でもこのままで世界戦は正直厳しいと思う」とコメントした。

 そして家族目線としては「あのスタイルチェンジをさせた親父は本当に凄いと思う。前のままだったら負けてた」とセコンドに入った父・史郎トレーナーを称えた。

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