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イングランド代表などを率いたエリクソン氏が死去 今年1月に膵臓がんを告白

スポニチアネックス 2024年8月26日 20時56分

 サッカーのイングランド代表などで監督を務めたスベン・ゴラン・エリクソン氏が死去した。76歳だった。

 スウェーデンの地元テレビSVTによれば、26日、家族に見守られる中、自宅で永遠の眠りについたという。

 エリクソン氏は今年の1月に膵臓(すいぞう)がんと診断されたことを告白。手術は不可能で進行が遅い場合でも余命は1年程度とされていた。

 昨年2月から健康上の問題で公の場に出ることを控えていたという同氏は、余命に関して「ベストな状況でも約1年、最悪の場合は短くなるだろう」と告白。「激しい痛みはなく、進行を遅らせることはできるが、手術はできない」と語っていた。

 エリクソン氏はローマやサンプドリア、ラツィオなどで監督を歴任して2001年にイングランド代表監督に就任。MFベッカムらを率いて02年、06年W杯に出場したが、いずれもベスト8に終わった。その後もマンチェスター・シティーやメキシコ代表、コートジボワール代表などで指揮を執った。

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