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【必勝!大阪ダービー 桜の戦士、逆襲へのキーワード】小菊昭雄監督は「結果」 求めるのは勝利のみ

スポニチアネックス 2024年8月27日 11時2分

 J1リーグ8位(27日現在)のC大阪は31日、G大阪との「大阪ダービー」に臨む。5月6日のアウェーでは0―1で実にリーグ戦4年ぶりとなる敗戦。敗れれば2018年以来、6年ぶりの2戦全敗となる。24日の横浜戦(国立)にも敗れて3連敗。リーグ戦7戦勝利なしと不調に陥っているだけに、ラストスパートへ向けダービーを巻き返しのきっかけにしたい。スポニチアネックスでは「必勝!大阪ダービー 桜の戦士、逆襲へのキーワード」と題し、27日から試合当日31日までのダービーウィークで、5日間にわたり連載をお届けする。第1回は小菊昭雄監督(49)。

 キーワード「結果」

 残り10試合。ここまできたら「内容は良かった」はもういらない。指揮官はハッキリと言い切った。

 「仮に内容で圧倒されたとしても、ここからは“結果”それだけだと思っています」

 3位までの勝ち点差は11、降格圏までは同10。つまり上位でも下位でもフィニッシュする可能性が残されている。だからこそ、このダービーだけは是が非でも負けられない。

 C大阪一筋27年。特別な一戦への思いは、誰よりも持っている。「育ててもらった27年間の思い、感謝、歴史を背負って戦う試合なので、スペシャルな大一番。何度もコーチとして、監督として(G大阪と)対戦していますけど、どの試合も順位とか関係なく、僕自身も選手も戦う試合」と燃えている。

 勝てば一気に乗っていける、まさにターニングポイントともなる8月最終日のビッグマッチ。前日26日には就任3周年を迎えた。最初に指揮を執ったのがダービーで、1―0で勝利したのも吉兆か。ポジティブ思考の指揮官がチームを一つにまとめ、ただ勝利だけを目指す。

 

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