パリ五輪柔道女子48キロ級で金メダルを獲得した角田夏実(32=SBC湘南美容クリニック)が27日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にゲスト出演。パリ五輪の柔道混合団体で話題となった「ルーレット」について言及した。
柔道の混合団体の決勝で日本はフランスと対戦。決勝は6人を終えても決着がつかず、ルーレットによる抽選で無作為に選ばれた階級区分の選手でゴールデンスコア方式による代表戦を行った。
注目の代表戦は男子90キロ超級が選出され、斉藤立(JESグループ)とフランスの絶対王者テディ・リネールとの対戦が決定。完全アウェーの雰囲気の中、斉藤は果敢にリネールに立ち向かったものの、最後は1本負けを喫した。
ブラックマヨネーズ・小杉竜一が「あのルーレットにニヤリとしたっぽい」と物議を醸したルーレットでの選出について尋ねた。
角田は「よく聞かれますね」と同じ質問は多いと明かし「ニヤリというか、やっぱりそうだろうなって。(日本の選手は)代表戦になったら(相手が)リネール選手だろうなって薄々、気付いてて…立に頑張ってもらうしかない」とルーレットでも選ばれる選手は薄々感づいていたと振り返った。
その上で「自分に来たらどうしようってのは一応ありました」とも明かし「私は逆に伏兵みたいな感じで出たので、“まさか48キロの選手が出てくる(はずがない)”と思われて出たから、相手も対応に困って最初勝てたってのもあったので、もう1回となるとちょっと厳しいんじゃないかってヒヤヒヤしてました」と自身が選ばれた際はどうしようかという緊張感もあったと語った。