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大の里「考えすぎず思い切って」大関獲りに挑む秋場所へ闘志 前日夜は兄弟子・白熊と新入幕祝い

スポニチアネックス 2024年8月27日 16時35分

 大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)で大関獲りに挑む関脇・大の里(24=二所ノ関部屋)が27日、両国国技館で行われた力士会に出席した後、報道陣の取材に応じた。

 新小結だった夏場所で初優勝を果たし、成績次第では大関獲りの可能性もあった名古屋場所は9勝6敗。「名古屋場所は考えすぎた。自分の中で先走っていた部分もある。あまり考えすぎず、思い切って自分の相撲を取りたい」と反省を生かすことを誓った。

 初日には、夏場所の優勝額が国技館の2階最上部にお披露目される。「自分の優勝額を飾られるのが楽しみですね」と胸を高鳴らせた。新三役から3場所目。「まだ上に番付があるので、それに向けてしっかり頑張ります」と大関の地位を見据えた。

 新潟・能生中、海洋高、日体大の1年先輩で同部屋の兄弟子でもある白熊(25)が今場所新入幕。白熊は前日の新入幕会見で「いずれは大の里と優勝決定戦で当たりたい」と大きな夢を語っていた。これに対して大の里は「何千回、何万回も相撲取ってきているので、おもしろいんじゃないですか」と笑顔。「2人で部屋を盛り上げていきたい」と、先輩との共闘を誓った。

 前日夜は、新入幕祝いを兼ねて白熊らと部屋近くの焼き肉店へ。大の里は予約の電話をした時に名前を聞かれると「白熊!」と答え、店員に「シロクマ?!」と驚かれたという。そんな“白熊さん御一行”で支払ったのは、新入幕祝いの主役でもある白熊。先輩としてのプライドがあるのか、大の里は「なかなか財布を出させてくれない」とうれしそうに?苦笑いしていた。

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