出場選手登録の前提となる40人枠から外す措置（DFA）となったジェイソン・ヘイワード外野手（35）がドジャースからリリースされた。26日（日本時間27日）、球団公式ホームページで発表された。
ヘイワードは今季、63試合に出場し打率・208、6本塁打を記録。今月20日（同21日）のマリナーズ戦では代打で決勝3ランを放ち、試合後には「願わくば、我々が最後の一戦（ワールドシリーズ）で勝つチームでありたい」と話していた。ただ、今季遊撃でスタートしたベッツが骨折から復帰後、右翼に回った経緯もあり、出場機会が減少。決勝弾の2日後、22日（同23日）にDFAとなった。
2010年にブレーブスでメジャーデビューし、カブスなどを経て、ドジャースには23年に加入。ベテランとしてチームの精神的支柱となっていた。メジャー通算成績は1766試合で打率・257、180本塁打、709打点、OPS・748。
米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」によると、ドジャース側が今季の年俸900万ドル（約13億円）の残りを支払う義務があり、新たに契約する球団が負担するのはリーグ最低年俸74万ドル（約1億円）の日割り分のみで済む。今月末までに他球団と契約すれば、新たなチームでポストシーズンに出場することができるという。