フリーアナウンサー古舘伊知郎（69）が27日、文化放送「くにまる食堂」（月～木曜前11・00）に出演。F1実況での苦難を語った。
パーソナリティーの野村邦丸から「古舘さんはプロレスの実況。“古舘節”ってすげえなってなりましたけど、それからフリーになってフジテレビが中継しているカーレース。あの時のF1ブームの火付け役だと思う」と当時、古舘が実況を務めていたモータスポーツの話題を振られると、「6年はやりました。F1ブームでした。本当に良いときにやらせてもらった」と懐かしそうに振り返った。
「それまでF1の知識ってどうだったんですか？」と質問されると「ないです」とぶっちゃけ。「はじめは調子に乗って、俺のトークショーだ、くらいの気持ちで…忘れもしない1989年『ネルソンピケサーキット』その時に、べらべら分かってもいないのにしゃべっていたら、フジテレビに抗議電話殺到！金字塔だとからかわれましたから」と失敗談を披露した。
「大反省しました。とにかく反省しました。やりながら1年間猛勉強しました」と猛省したことを明かし、「1番しんどかったのは、年ごとにスポンサーが変わりますから、マシーンもスペックも変わるわけです。ドライバーのヘルメットの色柄もチーム移って変わるんで…1年間このヘルメットとこのマシーンの色柄の組み合わせで丸暗記してる26台分。新たなマシーンとヘルメットの組み合わせで組み直すんです。えらいしんどい」と苦難を語った。