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中日・高橋宏斗 7回1失点で降板 今季広島戦初の失点も防御率0点台&被本塁打ゼロ継続

スポニチアネックス 2024年8月27日 20時23分

 ◇セ・リーグ 中日-広島(2024年8月27日 バンテリンD)

 中日・高橋宏斗投手(22)が11勝目を目指し先発登板。7回1失点で勝利投手の権利を持って降板した。防御率は0点台をキープし、開幕からの被本塁打ゼロも継続した。

 広島戦は今季3戦2勝で計23回無失点と好相性の高橋宏は、初回、四球を一つ出しながらも無失点に抑える立ち上がり。2回は安打から2死三塁となるが、会沢を三ゴロに仕留める。しかし3回、先頭の森下への死球をきっかけに2死一、二塁になると、末包に左翼線を抜かれる適時打を打たれ、今季広島戦初の失点を許した。

 4回は安打を許しながらも無失点に抑えると、その裏に味方が逆転に成功。ガッツポーズで喜んだ。援護をもらった5回はこの日初めての3者凡退に仕留めると、6回、7回も3者凡退に斬った。

 高橋宏は7回112球を投げ4安打6奪三振1失点。これで規定投球回に到達し、防御率は0・98と0点台をキープ。開幕からの被本塁打ゼロも継続した。

 ここまで10勝2敗で防御率0・96と圧巻の成績。2リーグ制以降では1970年に0・98を記録した村山実(阪神)以来、54年ぶりのシーズン防御率0点台を狙える位置につけている。

 また規定投球回クリアで被本塁打数のシーズン最少は2本で、1956年の稲尾和久(西鉄)、2012年のブライアン・ウルフ(日本ハム)、2023年の山本由伸(オリックス)の3人が記録している。

 前回20日のDeNA戦は、6回2/3を4失点で2敗目。7月5日の広島戦から続いていた自身の連勝が6でストップした。

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