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中日・高橋宏斗が11勝!両リーグトップの防御率0・98、被本塁ゼロ継続「1点勝負になると思っていた」

スポニチアネックス 2024年8月27日 20時59分

 ◇セ・リーグ 中日2-1広島(2024年8月27日 バンテリンD)

 中日・高橋宏斗投手(22)が先発登板。7回1失点で11勝目を挙げた。防御率は0点台をキープし、開幕からの被本塁打ゼロも継続した。

 試合後、お立ち台に上がった高橋宏は、広島・森下との投げ合いを「1点勝負になると思っていた」と振り返った。

 初回、四球を無失点で立ち上がったが、3回2死一、二塁から末包に左翼線を抜かれる適時打を打たれ、今季広島戦初の失点を許した。

 しかし4回に石川昂が逆転の2点適時二塁打。石川昂の塁上からのガッツポーズに、ガッツポーズで応え笑顔を見せて喜ぶと、5回から一気にギアを上げ5回、6回、7回と3者凡退に斬る圧巻の投球を見せた。

 高橋宏は7回112球を投げ4安打6奪三振1失点で巨人・菅野に次ぐリーグ2位の11勝目。これで自身広島戦は今季4戦3勝。再び規定投球回に到達し、防御率は0・98と0点台をキープ。両リーグトップに立った。開幕からの被本塁打ゼロも継続。また勝率も0・846とし、こちらも巨人・菅野に次ぐリーグ2位につけた。

 また2リーグ制以降では1970年に0・98を記録した村山実(阪神)以来、54年ぶりのシーズン防御率0点台を狙える位置にいる。

 さらに2リーグ制以降初となるシーズン被本塁打ゼロの偉業達成も現実味を帯びてきた。規定投球回クリアで被本塁打数のシーズン最少記録は2本で、1956年の稲尾和久(西鉄)、2012年のブライアン・ウルフ(日本ハム)、2023年の山本由伸(オリックス)の3人が記録している。

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