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広島・新井監督「明日取り返す。ミスはつきものだから」 失策した矢野に、ばん回を期待

スポニチアネックス 2024年8月27日 21時52分

 ◇セ・リーグ 広島1―2中日(2024年8月27日 バンテリンD)

 広島は27日の中日戦に競り負け、8月初の連敗を喫して2位・巨人に勝率2厘差に迫られた。

 末包昇大外野手(28)が3回2死一、二塁から左翼線へ先制二塁打を放ち、高橋宏斗投手(22)に対して今季26イニング目で初得点。難敵から先行しながら、4回に矢野雅哉内野手(25)の39試合ぶりの失策から逆転を許した。森下暢仁投手(27)は7回2失点(自責0)で5敗目が付き、自己最多を更新する11勝目を次回へ持ち越した。

 中日には6勝10敗1分けで同一リーグでは唯一負け越し、バンテリンドームでは5連敗(2勝6敗1分け)に沈んだ。「天敵」と「鬼門」が目指す6年ぶりリーグ優勝への障壁になりそうだ。新井貴浩監督(47)は次の通り振り返った。

 ――1点差の惜敗。

 「森下は本当ナイスピッチングだったと思う。何も言うことはないです。本当にナイスピッチングだったと思います。硬かったかな、全体的に。硬さが見えたね。全体的に。森下は本当何も言うことはないです。素晴らしいピッチングです」

 ―硬さはとは、シーズン終盤やロースコアの試合が多い影響か。

 「まあまあ。そこはね。ミスはある。どんどん、どんどん攻めていって、守りに入るんじゃなしに、攻めていってもらいたいなと思うね。自分たちが、どういう野球をして、今この位置にいるのか。もう一回みんながしっかり肝に銘じて、また明日臨んでいきたいと思います」

 ――難敵に高橋宏に対して序盤から攻めた。

 「いいアプローチの仕方だったと思うね。序盤から粘って粘って球数も投げさせたので攻撃の形的には、いい形だったと思う。(今季対戦が)4回目だっけ。その中で一番良かったかな。アプローチの仕方、入って行き方は」

 ――初回1死一塁から小園にバント策。

 「やっぱり、いい投手なので、なかなか連打連打で点は厳しいと思う。今まで4つやってきてちょっと今回は変えようかなと。アプローチの仕方を。まずは得点圏にランナーを進めてから勝負しようかなという狙いがあった。今回は。今までと変えようかなと思って」

 ――ずっと好守で貢献してきた矢野にミスが出た。

 「うーん。ミスはあるんでね。それをね。明日取り返す。ミスはつきものだから。それは本人も分かっていると思うから、それをまた明日取り返してもらいたい」

 ――硬さが出てくる中、どう乗り切るか。

 「うーん。まあ、ちょっと見てて全体的に硬いかな。動きが硬いかなっていうのはあったんで。今まで通りどんどん球際をね、勇気を持って攻めていってもらいたい、もらえたらいいなと思います」

 ――28日は床田VS小笠原。似た展開が予想される。

 「明日は明日で、またしっかり考えたいなと思います」

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