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岡本玲主演映画「ひとりたび」 「第29回釜山国際映画祭」に出品決定「みなさんのこころへ届くことを…」

スポニチアネックス 2024年8月27日 22時47分

 女優の岡本玲(33)の主演映画「ひとりたび」(監督石橋夕帆、2025年公開)がこのほど、10月2日から開催される「第29回釜山国際映画祭」コンペティション部門への正式出品とワールドプレミア上映が決定した。

 仕事に恋愛、人生に行き詰まった30代の女性が学生時代に経験した「初恋」の記憶を頼りに、自分の人生を見つめ直す姿を描いた作品。主演の岡本、監督の石橋氏、脚本の上村奈帆氏と主人公と同世代の女性が抱える将来への不安と過去の思い出との巡り会いを繊細に紡いでいく。10年勤めた会社に居づらくなり退職した32歳の美咲を演じる。

 岡本は、映画祭への出品の知らせを受け「驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。3年前、喫茶店で企画書を手にし真っ直ぐな瞳で想いを伝えてくださった石橋監督の『ひとりたび』が、釜山国際映画祭という大舞台に羽ばたいて行くこと、とてもうれしく思います。監督と一緒に、役とともに旅を続けてきました。みなさんのこころへ届くことを心から祈っています」とコメントした。

 同映画祭は、アジア最大級で、作家性や個性の際立つ日本映画を発掘してきた。同作がノミネートされたジソク部門は、8本の作品で競う。日本からこれまでに、「羊の木」(監督吉田大八、18年)、「楽園」(監督瀬々敬久、19年)、前回は「市子」(監督戸田彬弘)と「月」(監督石井裕也)などが出品されている。授賞式は10月11日。

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