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中嶋一輝 和気慎吾に2回KO勝ちでV1成功 次戦は年末に辰吉寿以輝との防衛戦

スポニチアネックス 2024年8月27日 23時22分

 ◇プロボクシング東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ10回戦 中嶋一輝(大橋)《○KO2回2分11秒●》和気慎吾(FLARE山上)(2024年8月27日 東京・後楽園ホール)

 東洋太平洋スーパーバンタム級王者・中嶋一輝(31=大橋)が挑戦者で元東洋太平洋同級王者の和気慎吾(37=FLARE山上)を2回KOで下し初防衛戦に成功した。

 1回は手数でやや劣勢もプレスをかけながら右フックのカウンターを合わせた。2回にはコーナー付近の接近戦から左フックを浴びせ、離れ際に一瞬ふらついた和気に一気にたたみかけ、左ストレートでダウンを演出。何とか立ち上がった相手に10カウントを聞かせ喜びを爆発させた。

 今年2月、中川麦茶に大差判定勝ちし同級王座を獲得。WBOアジア・パシフィック同級王者だった昨年6月のタイトルマッチでは元世界王者TJ・ドヘニー(37=アイルランド)に4回TKO負けを喫し、初防衛に失敗していたが「初めて防衛できたのでよかった。今回は絶対防衛しようと思っていた」と笑みを広げた。

 試合後は元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎の次男で、東洋太平洋スーパーバンタム級9位の辰吉寿以輝(大阪帝拳)をリングに招き入れ、年末に対戦することを明言。

 「名前のある選手だとテンションが上がる。次もKOで勝ちたい」と呼びかけ、18戦目で初のタイトル挑戦となる寿以輝は「こういった機会をもらえてうれしい。今はまだ出しゃばらないようにしたい」と話した。

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