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元ヤクルト名スカウトが明かす甲子園が投手優位になったバット以外の大きな要因とは?

スポニチアネックス 2024年8月28日 15時56分

 元ヤクルトの名スカウト・松井優典氏(74)が浦和学院(埼玉)の森士元監督(60)のYouTube「森士チャンネル」に出演。新規格バットの導入と並んで投手優位の要因となった高校野球の改革を指摘した。

 松井氏は今夏の甲子園を総括し、「小さい変化球でゴロの凡打を多く取り、内野手がうまく処理したチームが多かった」と話した。

 今大会の本塁打は7本で、金属バットが導入された1974年以降、最少となった。

 新規格バットの導入が指摘されるが、松井氏は「二段モーション(の解禁)がバットの規格変更と合わせて投手優位になった要因ではないでしょうか」と説明した。

 一般的に二段モーションは打者のタイミングを外しやすい。

 松井氏が一番に評価した東海大相模(神奈川)の藤田琉生投手(3年)も「二段モーションで成長した」と指摘。大社の馬庭優太投手(3年)なども二段モーションを生かして自分のリズムで投げ抜いた投手の一人だ。

 

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