元ヤクルトの名スカウト・松井優典氏（74）が浦和学院（埼玉）の森士元監督（60）のYouTube「森士チャンネル」に出演。今夏の甲子園で目立った2年生投手を挙げた。
松井氏は京都国際・西村一毅、早稲田実・中村心大、健大高崎・下重賢慎、石垣元気の名前をまず挙げた。
森氏は健大高崎（群馬）のセンバツ優勝に貢献しながら夏の甲子園前に左肘の手術を受けた佐藤龍月の名前を挙げ、「将来有望。ケガを克服して来年どういう成長を見せてくれるか楽しみ」と明かした。
松井氏は初戦の西日本短大付（福岡）戦で7回154球を投げ抜いた金足農（秋田）の右腕に注目。「ちょっと期待してしまうのは金足農業の吉田大輝投手。吉田輝星くんの弟。ひっかかったボール、バランスよく投げたボールは威力あった。それがどれくらい増えるかが楽しみなピッチャー」と、明かした。
森氏も「お兄ちゃんを彷彿とさせる」と、甲子園で“金農旋風”を起こした現オリックスの兄・輝星と比較して評価した。