ラグビー日本代表のリーチ・マイケル（35＝BL東京）が28日、都内で行われたGPSウオッチメーカー「ガーミン」の新製品発表会に参加。29日発売のマルチスポーツGPSウオッチ「フェニックス 8」をPRした。
19年W杯後はコンディション不良から負傷を重ね、1年に6度の手術を経験。「引退も考えるほど落ち込んだが、ガーミンを使ってデータ化することでレベルアップできると思って使い始めた」と同スマートウォッチを活用した経緯を説明。22年からはアンバサダーを務め、現在はコンディショニング維持を目的に、トレーニング中から睡眠時まで常に着用。「（今年10月で）36歳だが、アスリートとしてまだまだレベルアップできるところがたくさんある。ラグビー界では最年長を目指して頑張り続けたい」と意欲を示した。
所属するBL東京では主将として昨シーズンの優勝に貢献。12月に開幕する今季での連覇に向け、チームメートのオフシーズンの過ごし方にも目を光らせた。「体重管理や自己管理が苦手な選手もいる。太るのは簡単だが、（体重を）絞るのはきついし、もったいない。その時間を技術練習に使った方がいい」と同僚5選手に同製品を紹介。トレーニングデータなどを共有し、調整に役立てたという。
「いいセールスマンでしょ」と笑わせながら「お互いレベルアップできると思うし、シーズンが始まったときにいい状態で来てほしい。チームとしても、もう一回最高の結果を出すために頑張りたい」と連覇へ慢心がないことを強調した。