INAC神戸は28日、大阪市内のホテルで新体制発表会見を行った。女子日本代表FW田中美南やGK山下杏也加ら多くの主力が海外移籍を果たした中、新たに外国籍5選手を獲得。安本卓史社長は「戦力を落とさないためにどの選手を獲得すれば良いか徹底的に分析した。国際色豊かなチームになりました」と、日本人も含めて女子では異例の計4カ国の多国籍軍団に胸を張った。
今夏は米国カンザスシティーで開催された『The Womens Cup 2024』に参加。アトレチコ・マドリード（スペイン）ら世界の強豪と戦い、チーム作りを進めている。安本社長は「まだベールに包まれた状態ですが、自信を持って、監督、選手、スタッフとともに3冠を目指します」と3シーズンぶりのWEリーグ制覇、初のWEリーグ杯優勝、皇后杯連覇を宣言した。
今季公式戦は9月1日のWEリーグ杯・C大阪L戦（ヨドコウ）で開幕する。