◇セ・リーグ DeNA3－2阪神（2024年8月28日 横浜）
DeNAは3位・阪神とのCS争い直接対決に連勝。3連勝とした。阪神とのゲーム差を1.5に縮めた。
初回、先発の東は先頭の近本を遊ゴロ、中野を空振り三振に倒したものの、森下がセンターへ高く上げた打球を蝦名が見失い二塁打に。続く4番・大山に右前適時打とされ、先制を許した。
打線は3回、1死二塁で蝦名が右へ同点の適時二塁打を放つと、なおも2死二塁でオースティンが適時二塁打とし逆転に成功した。
粘投を続ける東だったが、6回に井上の同点ソロを被弾。それでも直後の攻撃でオースティンが阪神の先発・村上の直球を右翼席に放り込む今季22号ソロですぐさま勝ち越した。東は7回に2死一、三塁のピンチを背負ったが、森下を中飛に打ち取ってガッツポーズした。
東は7回8安打2失点、8奪三振の粘投。救援陣も得点を許さず、接戦を制して今カード勝ち越しも決めた。東は今季11勝目となった。
▼東克樹 重要な3連戦なのはチームとしても分かっていた。その第2戦を任された以上は先発としてしっかりと役割を果たそうと思ってマウンドに上がりましたし、チームとしても昨日いい流れで勝っていたので、その流れを止めないように必死に投げました。TA(オースティン)がホームランを打ってくれて勝ち越してくれた。次の回は失点をしないようにしようとマウンドに上がって、その結果抑えることができたのでよかったです。死ぬ気で投げましたし、初回失点してしまったが、(山本)祐大が切り替えろと強く言ってくれたので。今日のピッチングは祐大のおかげです。(オースティンの本塁打)本当に心強いのでこれからもお願いします。
▼オースティン (勝ち越しの適時打)相手は素晴らしい好投手なのでいい球が来たらコンパクトなスイングで打ち返すことを意識して打席に入りました。全ての選手が全力を出し切っていい試合ができている。この流れを今後にもつなげていきたい。
▼森原康平 出し切れるものを全部出そうと思ってマウンドに上がりました。1球1球勝負だと思っていたし、祐大がいいリードをしてくれました。簡単じゃないポジションですけど、特にこの先もっと集中力を高めて、1球1球が勝負だと思っているので、今までのことは忘れてまた次の試合へ準備していきたい。