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ロッテ劇的サヨナラ呼んだ安打&ヘッスラ生還の藤原恭大「無我夢中で走りました」西武戦開幕16連勝

スポニチアネックス 2024年8月28日 23時11分

 ◇パ・リーグ ロッテ4X―3西武(2024年8月28日 ZOZOマリン)

 ロッテが3点差を追いついて延長12回サヨナラ勝ちを飾った。これで西武戦の開幕からの連勝は「16」で、NPB記録をまた更新した。2位・日本ハムには再び2・5ゲーム差。

 劇的過ぎる幕切れだった。暴投で追いつき、暴投でサヨナラ勝ち。ヘッドスライディングでサヨナラのホームを踏んだ藤原恭大外野手(24)は、延長12回1死から左前打を放ちお膳立て。左翼手の手前で落ちた打球を「“落ちてくれっ”と思いながら走りました。塁に出てからは外野も後ろだったので間に抜けたら一本でホームまで還る気持ちでいました」と興奮気味に語った。

 そして、2死一、三塁。マウンドのボーが投じた初球がすっぽ抜け暴投に。「無我夢中で走りました。サヨナラでセーフになって良かったです」。ロッテにとっては劇的、西武にとっては悲劇の結末に、遅くまで残っていたマリンの観客も騒然となった一戦を、息を整えながら振り返った。

 吉井監督も「ビックリしましたね」と驚きを隠せず。しかし、苦しい一戦を振り返り「まあ、今日は盛り上がってますが、まだゲーム内容を見るともう少し頑張らないといけないなと思います」と切り替えていた。

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