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慶大FW塩貝、オランダ1部NEC入り決定 クラブが28年夏までの契約を正式発表

スポニチアネックス 2024年8月29日 11時10分

 オランダ1部NECナイメヘンは28日、慶大2年のU―19日本代表FW塩貝健人(19)と28年夏まで4シーズンの契約を結んだと発表した。

 スピードと強いフィジカルを持ち味とする塩貝は国学院久我山高から慶大に進学し、今年1月には27年からの横浜F・マリノス入りが内定。同時に特別指定選手として登録され、初先発を飾った4月13日の湘南戦ではJ1初得点をマークしていた。

 U―19日本代表で出場した6月のモーリスレベロトーナメントではU―21イタリア代表戦でハットトリックの活躍。海外クラブも注目を寄せていた中、横浜とは契約を解除し、オランダでプレーすることとなった。

 背番号は9番に決定。獲得に際し、カルロス・オールバース・テクニカルディレクターが公式サイトで「この選手がヨーロッパのクラブから非常に人気があるという事実を考慮すると、スカウティングチームは良い仕事をしてくれた。当クラブの実績とネットワークのおかげで、健人さんにNECを選んでいただくことができました」とコメントを発表した。

 NECにはFW小川航基(27)とMF佐野航大(20)も在籍している。オールバース氏は「年齢の割にすでに体が発達している塩貝は、小川航基とは異なるプロフィールを持つストライカーを迎え入れることになる。彼はこれからの期間、オランダの文化とサッカーに適応していくだろう。佐野航大と航基がメンバー入りしているように、この日本人選手もすぐに価値を発揮できると確信している」と期待した。

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