カーリング女子のアルゴグラフィックスカップは29日、北海道北見市のアルゴグラフィックス北見カーリングホールで開幕し、五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレが、1次リーグA組で韓国のTeam HAを7―6で下して白星発進した。
ロコにとって今季初戦だったアドヴィックスカップは、リードの吉田夕梨花が手術後のため欠場。異例の3人態勢での大会となり、チームは4位だった。
前日（28日）にチームの公式インスタグラムで吉田夕が練習を再開したことを報告しており、この日、リードとして試合に復帰した。
第5エンド（E）を終えて3―3の接戦。第6Eに1点スチールを許したが、第7Eに藤沢がラストショットを巧みに沈めて3点奪って逆転に成功。第8Eに同点に追いつかれたが、延長の第9Eで勝ち切った。吉田夕はチームメートと笑顔でハイタッチをかわした。
藤沢は「いい試合になるんじゃないかと思っていた。最後勝てて良かった」とし、「アドヴィックスカップは3人でのプレーだったけど、この大会は4人で試合がスタートできた。あらためて4人いるありがたさというか、夕梨花がいてくれる強みがあるなと感じた」と話した。