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「1回、球場に来て予習を…」大谷翔平 デコピン始球式“秘話”大成功に「良いおやつを買ってあげたい」

スポニチアネックス 2024年8月29日 14時45分

 ◇インターリーグ ドジャース6-4オリオールズ(2024年8月28日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が28日(日本時間29日)、本拠でのオリオールズ戦に「1番・DH」で先発出場。今季4度目の先頭打者アーチとなる42号を含む2安打2盗塁で史上2人目となる「42-42」を達成した。チームも逆転勝利を飾った。

 この日は大谷と愛犬・デコピンの首振り人形(ボブルヘッド)が先着4万人に配布される日で、朝から球場外は長蛇の列ができ「大谷フィーバー」となった。

 

 また、始球式にはデコピンが登場。ボールを口にくわえたままマウンドから捕手、大谷の元へ“ストレート”で駆け寄って大役を果たし、大谷もデコピンを満面の笑みで抱っこ。和やかな始球式に球場は大盛り上がりとなった。

 試合後のインタビューで大谷は「ファーストピッチは僕が緊張してましたけど、キレイに決めてくれて良かったです」と大役を果たしたデコピンに拍手。そして、“ストレート”で大谷の元へ駆け寄ったデコピンについて「3週間ぐらい、練習しました」と明かした。

 試合後の囲み取材でもデコピンの始球式について日米メディアから質問が飛んだ。大谷は「2、3週間練習しました。1回、ここ(球場)にも来て予習をしました。球場は1回来てやりました」とデコピンと“リハーサル”をしたことも告白。「訓練というか、投げて(ボールを)捕ってくるの延長みたいな感じでしたね」と練習内容も語った。

 その上で、愛犬の始球式は「打席よりも緊張しました」と笑い、見事大役を務めあげたデコピンを「良かったです。ほっとしました」「良いおやつを買ってあげたいなと思います」とデレデレの様子で褒めた。

 今夏球宴のレッドカーペットでは、スーツの裏地に、特別スパイクにもデコピンのイラストをあしらうなど溺愛ぶりが目立っているが、デコピンの存在について「家族ですね。スパイクに関しては験担ぎというか、良い流れが続いているのでそんな感じで使ってます」と家族の一員として欠かせない存在と語った。

 また、デコピンの始球式は誰のアイデアだったのか尋ねられると「ボブルヘッドの日が元々、決まっていたので、誰のアイデアかな?やってみようかな?できるんじゃない?みたいな。失敗してもそれはそれでいいのかなって感じでやりました」と語った。

 この日は5万3290人がドジャースタジアムに詰めかけ、大盛況。早朝からの長蛇の列に大谷は「僕も来た時、ビックリしたんで、何か違うイベントあるのかな?って」と驚いたと明かし、前回、自身のボブルヘッドが配られた日に続く盛況ぶりに「選手冥利に尽きるというか、それだけ入ってくれただけで選手はやる気が出るんじゃないかと思います」と感謝した。

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