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再ブレーク中のジョイマン 一発屋芸人たちからのありがたい助言の数々に感謝「胸張っていいんだ!って」

スポニチアネックス 2024年8月29日 15時9分

 お笑いコンビ「ジョイマン」の高木晋哉(44)と池谷和志(43)が28日放送のNHKラジオ「タカアンドトシのお時間いただきます」(水曜後8・05)にゲスト出演。一発屋芸人たちからのありがたい助言に感謝する場面があった。

 ジョイマンは2008年に人気番組「エンタの神様」「爆笑レッドカーペット」「爆笑オンエアバトル」などで大ブレークするも、人気は急落。ただ、今は2年連続で吉本興業所属のタレントの中で2年連続で営業王になるなど、再ブレークを果たしている。

 池谷は「2012年以降も仕事はなく、自信はなかったんですけど、2013年後半ぐらいに一発屋のライブをするっていうので、ムーディ勝山さんがリーダーで、(レイザーラモン)HGさん、天津木村さん、レギュラー、三瓶さんの中に僕らも入れてもらったんです。大宮の出番終わりに、ムーディさんに背中ポンポンって叩かれて、“背中から哀愁が出てきたな”みたいな」と話した。

 高木も「“いい哀愁になってきたな”って言われて。自分では気付かなかったんですけど、滲み出てたみたいで。それまでは一発屋という自覚すらなくて。モテないというか、一発も当ててないよ!ってのもあって。そこまで当ててないし、一発屋って言われるのもみたいな感じがあったんですけど、肩ポンポンってされたおかげで、一発屋っていうふうに胸張っていいんだ!って思うようになって、一発屋って自分から言うようになったっていうのはありますね」とムーディの言葉で気持ちが切り替わったとした。

 さらに「そのライブに入れてもらって、皆さん、同じ傷を持っているというか。一緒なので、話が早いというか、こういうときどうしたいいんですか?って(聞けた)」と高木。池谷も「処方してくれるんです」と応じると、高木は「HGさんに“スイマメーンの手がちょっと下がってきてるぞ”って。HGさんもフォー!をやってる。苦しいとき、たぶんフォーも下がってたと思うんですよ。“下がる傾向にあるから上げたほうがいい!耳につけろ!”って。知らず知らずに下がってて。飽きちゃいけないんだ、って」と話した。

 池谷は「楽しもうってなりました。レギュラーさんとかにはトーク番組とかに呼ばれた時にはうまいこと返そうとするなと。もともと持ってないんだから、愛嬌(あいきょう)で誤魔化せ!って。ニコニコしてろ!って」。

 「タカアンドトシ」のタカが「めちゃくちゃメンタルトレーナーそろってるね」と感心すると、池谷は「あの頃って番組呼ばれても、新ネタありませんか?って新ネタを試すのと、最高月収と最低月収の3本で帰るだけなんで、どうにかうまいこと言おうってなっちゃう。全然うまくいかないですし」とアドバイスを振り返った。

 2014年にはサイン会の参加者ゼロで大きな話題になったことも。池谷は「町田のほうでサイン会やるっていうので整理券50枚配られて。この時のイベンターさん、ちょっとお会いしたいんですけど、感謝したくて。1時間ぐらい誰も来なくてツイッターで上げたっていう」と苦笑。高木は「芸人さんたちからもよく上げたなって言われました。営業的にも人気ないんだって、仕事も減るんじゃないって。それは自分らの中で抱えきれなくて。そしたらイジっていいんだ、ジョイマンみたいになって」と懐かしんだ。

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