Bリーグ1部の千葉Jに加入した日本代表の渡辺雄太（29）が25日に放送されたテレビ朝日「バスケ☆FIVE 日本バスケ応援宣言」（毎週日曜深夜1・25）に出演。パリ五輪で得た「日本代表の未来とマル秘裏話」を語った。
2度目の五輪は3連敗で終わったが「手の届く距離まで世界が近づいてるなというのを実感した」と振り返った渡辺。4点リードで迎えたフランス戦の終了間際の自身と河村のプレーや、その時の思考など貴重なトークを披露した。
チームJAPAN一丸となって世界の強豪に立ち向かった今回のパリ五輪。実は開幕直前に空港でトラブルが発生し、そこで「団結力」が強まったという。
「（合宿地の）セルビアからパリに移動した空港で川真田（紘也）の荷物だけが出てこなかったですよ。しかも夜も結構遅くて、12時くらいにパリについて、みんなピリピリしている時に川真田は“俺ので良かった～”って言って。“他の人のだったらいろいろあったけど、俺のなんて大したもん入ってないから、俺ので良かった～”って」とニコニコしながら当時の空港トラブルを回想した渡辺。それを聞いたMCの「ハライチ」澤部佑は「素晴らしい人間ですね！」と感嘆の声を上げた。
その後は「ちょっとなごんで（笑い）。みんなで一生懸命、係の人に聞きに行って、そこでみんなでチームワークが」と川真田の荷物トラブル時の明るい言動によってチームが「一つになった」と楽しそうに振り返った。