TBS系「情熱大陸」（日曜後11・00）が25日に放送され、阪神でプレーする、ある選手のルーチンがサラリと明らかになる場面があった。
この日は今月100周年を迎えた甲子園球場を特集。高校球児や阪神の聖地を支える「阪神園芸」のスタッフら“現場”を8カ月にわたって密着した様子をオンエアした。
そのなかで、深夜から早朝までスタンドに残された大量のゴミを手作業で片づけていく総勢40人の清掃スタッフの姿も紹介された。
「ほとんどカラスと格闘なんで。ゴミを拾ってその辺に散らかしてくれるんで」と苦笑いの女性スタッフ。
この献身的な姿についてインタビューを受けた阪神OBの鳥谷敬氏（43）は「雨の中、拾ってたりとか、あとは炎天下の中。そういう人たちの支えがあるんだっていうのが、非常に自分としては支えになりましたね」と改めて感謝した。
清掃スタッフは番組の密着を受けた撮影時にも午前7時から黙々と作業していたが、ふとグラウンドに視線を落とし「そうそうそう、木浪さんはずっと、いつも練習してる、朝」と、黙々とグラウンドを一人でランニングする木浪聖也内野手（30）の姿に尊敬と愛情たっぷり。
カメラもランニングする木浪の姿をとらえ、女性スタッフは「昔だったら鳥谷選手とか福留選手も」とかつて甲子園での早朝ランニングを欠かさなかったレジェンドたちの姿も明かした。
そのうえで「甲子園球場が好きですよ、みんな、み～んな」とその女性スタッフ。「入った瞬間に…何やろ。ときめくというか、うん。凄い素敵ですよ。この風景見れるだけで幸せかなと思う」と目を輝かせていた。
このオンエアを見た視聴者からは「情熱大陸見てたら木浪聖也が走ってた」「ちょっとホッコリした」「早朝練習してる木浪素晴らしいな」「清掃スタッフのかたも認める木浪くんの日々の努力」「キャンプ地でも5時起きで走ってたよね。かっこいいなぁ」「やっぱ応援するしかないやろ」「木浪が朝練してるって証言ほんとありがたい」「神様は見てますね木浪くん良かった」「早朝から練習してるという話を聞いて応援したくなったな」などと感動するメッセージが相次いでいた。