ボクシング元世界2階級王者の亀田大毅氏（34）が29日までに更新されたYouTubeチャンネル「格闘キャスト」にゲスト出演。日本人ボクサー頂上決戦ともいえる世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥とWBC世界バンタム級王者・中谷潤人の夢の対戦について持論を展開した。
現時点でファンがいつか実現してほしいと妄想を膨らます“モンスター”尚弥VS“ネクストモンスター”中谷の夢の対決について、大毅氏は「今だったら井上選手が勝つかな」と口にした上で「2年ぐらいしたら中谷選手も世界戦のキャリアをもっと積むので、スーパーバンタム級もしくはフェザー級なら五分五分の戦いになるんじゃないですか」と語った。
そして夢の対決はスーパーバンタム級でも可能性はあるという。「2年後なら全然実現する可能性はあると思う。その前にまず井上拓真選手と中谷選手が戦って、そのあとはお兄ちゃんが出てくると思います」と持論を展開した。
昨年12月26日にWBAタイトルを獲得したスーパーバンタム級4団体統一王者の尚弥は今年9月25日までに指名試合を行わなければならない。正当な理由なく拒否した場合は今後タイトルを剥奪される場合がある。「中谷選手の理想は拓真選手に勝って上にいく。そして井上尚弥選手が返上したWBAを取ってそのベルトと、井上選手の3本のベルトをかける」と尚弥VS中谷の理想の道筋について話した。