JR東海は29日、静岡－掛川間の大雨の影響で、午後7時前に東海道新幹線の東京－新大阪間の全線で運転をとりやめると発表した。
JR東海によると、本日中に雨による規制値を下回る見込みがたっていないため。現在運転している列車については、途中駅で運転を打ち切るか、始発駅に戻るなど対応する見通し。
駅間で多数の列車が立ち往生していると見られ、プロ野球各球団の移動にも影響が出ている。
ヤクルトは神宮での巨人戦が中止となり、一部選手は広島に向けて出発したが、乗っている新幹線が立ち往生した。台風10号の接近により、30日の広島戦（マツダ）はすでに中止が決まっている。
DeNAは29日に横浜スタジアムで開催予定だった阪神戦が中止。30日の中日戦（バンテリンD）に向けて移動している。
阪神は、DeNA戦が中止となり、横浜での練習を行わずに、帰阪を決定。30日に一部区間での計画運休が決まっており、混雑を回避するため、早めの移動に切り替えた。30日には巨人戦（甲子園）が予定されている。
ネット上では「ヤクルト選手は最寄り駅行けるのかはたまた車中泊なのか…」「無事でいてくれ」「車内のヤクルトの選手達かわいそう」「選手が新幹線に缶詰。可哀想」「選手たち大丈夫？？」などとコメントが飛び交った。