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明石家さんま 40年ぶりテレ東スタジオ出演も…まさかの賞品に脱力「好きなようにして」

スポニチアネックス 2024年8月29日 22時18分

 お笑いタレント明石家さんま(69)が、29日放送のテレビ東京系「さんまさん!ここで問題です~回答者・明石家さんまVSクイズさん~」(後7・58)に出演し、自身としては40年ぶりに同局の番組にスタジオ出演した。

 同番組はさんまが唯一の解答者となって、「麒麟」川島明や出川哲朗など出題者達が連れてきた“日本一”などのスゴい肩書きを持つ“クイズさん”に関わる問題に挑戦するクイズ番組。さんまにとって同局番組のスタジオ出演は、81年から84年に放送されたバラエティー番組「サタデーナイトショー」で司会を務めて以来となった。番組には、「サタデー―」でかつてADを含め、既に定年退職した元制作スタッフも見学に訪れた。

 さんまが40年ぶりの同局出演でハッスルしたこともあってか、収録時間は押しに押したようだった。進行にさんまがマシンガントークを挟み込んだり、出題者の特技が失敗すると、さんまが成功するまで挑戦させる場面もあった。

 第3問では、バドミントン混合ダブルスで五輪2大会連続銅メダルを獲得した“ワタガシ”ペアの渡辺勇大(27=BIPROGY)五十嵐(旧姓東野)有紗(28=同)が、出題者として登場。しかし、この時点で収録予定が1時間押していたという。進行役の「オズワルド」伊藤俊介は「裏でスタンバってます。要するに、さんまさんはオリンピック選手をずーっと待たせてたんですよ。ずーっと」と、皮肉たっぷりにコメントしていた。

 2時間の特番だが、最後の問題の前には「麒麟」川島明が「マジで6時間くらい撮ってますよね?」とポロリ。「霜降り明星」せいやも「体感は(MCを務めた)27時間テレビより長いです」とボヤく一幕もあり、「大幅に押してます」のテロップも表示されるほどだった。

 成績に応じて賞品が用意されており、最終的にさんまは3問を正解。「3問も正解したからね」と内容を期待するさんまに、伊藤隆行制作局長が持ち込んだのは、「テレビ東京に明石家さんまの銅像を建てる券」と書かれたボードだった。「いただかなきゃいいんですよね」と眉間にしわを寄せるさんま。伊藤局長が銅像の置き場所について話し始めたが、さんまは「何でも好きなようにして下さい…」と脱力していた。

 さんまがかつて司会を務めた「サタデー―」は、深夜番組ながら高視聴率だったが、お色気コーナーが原因で突然の打ち切りに。その後、さんまと同局は疎遠になっていたが、18年に出川哲朗のオファーに応え、同局「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」のロケに参加し、話題になっていた。さらに出川が橋渡し役になって、さんま出演に向けた企画を局側が準備。収録を経てこの日の放送となった。

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