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泉房穂氏 兵庫県政の今後「知事が開き直りを続ければリコールか、不信任決議をしなければ、法的には…」

スポニチアネックス 2024年8月30日 13時11分

 兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏(61)が30日、自身のSNSを更新。斎藤元彦兵庫県知事(46)を巡る疑惑告発文書問題について言及した。

 兵庫県議会の調査特別委員会(百条委員会)がきょう30日午後、パワハラ疑惑について斎藤氏本人に初めて証人尋問する。文書や職員アンケートで指摘された「叱責」の数々を「業務上必要な範囲内」と主張してきた斎藤氏が、議会の追及の場でどう説明するかが焦点となる。

 百条委は午前から開かれ、23日に続き職員2人を非公開で尋問し、部長級2人、斎藤氏の順で公開尋問する。正当な理由なく拒んだり、虚偽証言をしたりすると禁錮や罰金が科される。

 泉氏は「知事が開き直りを続ければ、(1)『リコール』か、(2)『不信任決議』をしなければ、法的には任期満了まで居座り続けることは可能。県議会が“知事による解散”をおそれて、“辞職勧告決議”や“問責決議”に逃げた場合、世論の批判の矛先は、次は県議会にも向かうに違いない・・・」とつづった。

◇兵庫・斉藤知事告発文書の疑惑7項目

(1)人事=ひょうご震災記念21世紀研究機構の副理事長2人が突然解任

(2)知事選=2021年知事選で幹部職員らが斎藤元彦氏の選挙を手伝い

(3)知事選=次期知事選に向けた投票依頼のため、商工会などに出向いた

(4)贈答品受領=地元企業からコーヒーメーカーやロードバイクなどを受け取った

(5)パーティー券=副知事らが斎藤氏の政治資金パーティー券を商工会などに大量購入させた

(6)優勝パレード=阪神・オリックス優勝パレード費用を信用金庫などから不正に集めた

(7)パワハラ=机を叩いて激怒したり、職員を怒鳴り散らしたりした

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