11月9日～24日に日本、メキシコ、台湾で開催される「第3回WBSCプレミア12」の開催概要発表記者会見が30日、都内で開催された。
侍ジャパン・井端弘和監督は「開催まで約2カ月弱ありますが、緊張感がかなり出てきています。連覇を目指して頑張りたい。長く日本のチームが世界一になり続けるためには、若い選手が出てこないといけない。フレッシュな新生ジャパンができればいいなと思っている」と意気込みを語った。日本野球機構会長で、プロ野球の榊原定征コミッショナーは「井端監督の下、侍ジャパンチームの総合力を遺憾なく発揮してぜひとも（優勝）トロフィーを日本に持ち帰って頂きたい。優勝を勝ち取って頂きたい。26年のWBC、28年のロサンゼルス五輪と大きな国際大会が控えている。将来に向けての若手選手の発掘もぜひお願いしたい」とエールを送った。
グループBの日本は、11月13日にオーストラリア戦（バンテリンドーム）、15日に韓国戦（台北ドーム）、16日に台湾戦（台北ドーム）、17日にキューバ戦（天母野球場）、18日にドミニカ共和国戦（天母野球場）のオープニングラウンドを予定している。同ラウンド上位2位が進出するスーパーラウンドは21日～24日に東京ドームで開催される。
出席したリカルド・フラッカーリWBSC会長は「野球は国際的に史上最大の広がりを見せている。さらに勢いをつけたいと思っている。世界中が楽しみにしている中で、日本のファンが一番熱く応援してくれている」と語った。
また、10月後半～11月にかけて「eプレミア12」が競技タイトル「WBSC eBASEBALL パワフルプロ野球」として開催され、eプレミア12初代王者が東京ドームの決勝戦で決定する。