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ロッテ・朗希29日ぶり7勝!ソフトバンク打線相手に7回零封 チームは11連敗中の“天敵”有原を攻略

スポニチアネックス 2024年8月30日 21時0分

 ◇パ・リーグ ロッテ6―2ソフトバンク(2024年8月30日 ZOZOマリン)

 ロッテは先発の佐々木朗希投手(22)が7回無失点の好投で7勝目。打線も苦手のソフトバンク・有原を攻略するなど、投打がかみ合い快勝した。

 先発の佐々木は初回を3者凡退に仕留める絶好の立ち上がり。2回は先頭の山川に中前打を許したものの、続く近藤にこの日最速の161キロをマークするなど、後続を断ち無失点。3回は3人を全て二ゴロに打ち取った。

 その後も走者を出しながらも盤石の投球。6回にはスライダーとフォークのみで3者連続空振り三振に斬った。5月24日ソフトバンク戦以来となる7回のマウンドに上がると2死二、三塁のピンチを背負ったが、最後は甲斐を三飛に仕留めグラブを叩いた。7回101球を投げ3安打7奪三振無失点で後続にマウンドを託した。

 チームにとっては2019年5月20日から11連敗中の有原が相手となったが、早々に打線が“天敵”を攻略し佐々木を援護した。

 2回2死から内野安打で佐藤が出塁すると、この日に昇格即スタメン起用の安田が中越え適時二塁打。その後も藤原が中前適時打を放つなど、2死からの4連打で2点を先制した。

 3回には角中が右翼線ギリギリにポトリと落ちる二塁打でチャンスをつくり、ポランコが中前適時打で追加点。3ー0の4回にはまたも2死から藤岡の右中間適時二塁打、相手の失策で2点を加えるなど、有原を5回まででKOした。6回にもソトの適時二塁打で1点を追加した。

 佐々木の後を受けた坂本も無失点。9回にこの日昇格したばかりの東妻が山川に2ランを被弾したが、逃げ切った。佐々木は8月1日の西武戦以来29日ぶりとなる7勝目を挙げた。

 ▼ポランコ 打ったのは真っすぐ。できるだけ最短でバットを出す方法を考えていて、コンパクトスイングでいけたで!

 ▼藤岡 打ったのはチェンジアップです。恭大(藤原)ナイスラン!思い切って行けました。

 ▼ソト 打ったのはカットボールかな。ここ最近は悪いボールを打つことが多かったんだけど、しっかりゾーンに来た球を捉えることができたよ!

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