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ロッテ・佐々木朗希「ドラ1トリオ」で爆笑お立ち台「藤原さんに配球教わった」安田には「勘違いしないで」

スポニチアネックス 2024年8月30日 21時15分

 ◇パ・リーグ ロッテ6―2ソフトバンク(2024年8月30日 ZOZOマリン)

 ロッテの佐々木朗希投手(22)が7回101球を投げ3安打7奪三振で無失点の快投。8月1日西武戦以来の7勝目を挙げた。

 試合後、この日昇格したばかりの17年ドラフト1位・安田、18年ドラフト1位の藤原と共に「高卒ドラ1トリオ」でお立ち台に上がった19年ドラフト1位の佐々木は「前回ソフトバンクにやられてたんで、やり返すことができてよかった」とホッとした表情で語った。

 この日は直球最速161キロをマークしたものの、中盤以降は変化球中心の組み立てでソフトバンク打線を封じた。配球について問われると「藤原さんに試合前に配球を教わったんで、指示通りにできたかな」と、横にいる藤原を見てニヤリ。

 さらに2回に先制の中越え適時二塁打を放った安田についても「あれはちょっと風が強かったんで、あまり自分のパワーがついたって勘違いしないでほしいなと思います」と話し、球場の爆笑を誘った。

 佐々木のコメントを受けた安田も「ほんと風のおかげで、越えてくれてよかったです」と笑わせると、この日適時二塁打を含むマルチで佐々木を援護した藤原も「(配球を指示したのは)そんなことはないですけど、久しぶりにセンターからボールを見て凄い球だなと改めて思った」と応じた。

 佐々木は初回、初球でいきなり159キロをマークするなどエンジン全開。3者凡退に斬る絶好の立ち上がりを見せた。2回は先頭の山川に中前打を許したものの、この日最速の161キロをマークするなど後続を断ち無失点。3回は3人を全て二ゴロに打ち取った。

 中盤以降は変化球を多投。6回は直球を投げずスライダーとフォークのみで3者連続空振り三振に斬った。5月24日ソフトバンク戦以来となる7回のマウンドに上がると、四球をきっかけに2死二、三塁のピンチを背負ったが、最後は甲斐を三飛に仕留めグラブを叩いた。

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