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久本雅美 コンプライアンスの縛りに本音「できない中でも面白いことを考えてくことが大事」

スポニチアネックス 2024年8月30日 23時1分

 タレント久本雅美(66)が、30日放送のフジテレビ系「酒のツマミになる話」(金曜後9・58)に出演し、近年のコンプライアンスに対する思いを語った。

 久本の芸風について、「平成ノブシコブシ」吉村崇から指摘が飛んだ。「心を鬼にして、久本さんに怒られるかもしれません。提言ですよ。伝家の宝刀、“よろチクビ”もありますし、ゲストがイケメンの方で、いろんな話をして、“今日この後空いてます”とかウケるじゃないですか?我々世代はドンと盛り上がりますよ?ゲストが20代前半の時は、何が起こってるか分からない顔してるんですよ。イリュージョンを見ているような顔」。コンプライアンスの縛りが厳しいことが当たり前の世代には、久本の下ネタ含みのギャグが理解できていない場合があるとした。

 すると久本も、思い当たるふしがあることを告白した。「違う番組で、隣に若い男の子がいたんです、アイドルの。違うスタジオにいじりに、ギャグとして“ちょっと私、抱かれてきまーす”って。でも、その若い20代の子はめっちゃ嫌な顔してました。何?この人って」。吉村から「下の世代(への対応)は、ちょっと変えた方がいいかもしれない」と提案されると、久本は「押さないで、押さないで、押さないで~!」と言いながら、吉村の股間に向けて倒れ込み、笑いを取った。

 「千鳥」ノブからは、「今の厳しいコンプライアンスはどう思うんですか?」と、まじめな質問が飛んだ。久本は「考えてしまうよね、1回。コンプライアンス引っかかるかなとか」と返答。「間もおかしなるし、すぐいかれへんし。編集なら何とかしてくれるかなと思うけど、生放送だったら無理やし。どうしてもタイミングがずれる。もっと行きたいけど、中途半端な笑いになってもうてるなって思うけどね」と、忸怩たる思いを明かした。

 それでも、手をこまねいているわけではないといい、「ニーズに答えるのが私らのお仕事だから。できない中でも面白いことを考えてくことが大事なんやろな」と考えを口にした。

 その答えに、ノブは「それだけちゃんと考えている人が今、吉村の股間に行ったのはすごい。ラストサムライ…」と称賛。スタジオは笑いに包まれた。

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