女優の伊藤沙莉（30）がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」（月～土曜前8・00、土曜は1週間振り返り）は9月2日から第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し？」に入る。
＜※以下、ネタバレ有＞
向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子（ともこ）の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。
連続ひったくり事件への関与疑いや“赤い腕飾り”で「新潟編」（第16～19週）の“ラスボス的”な存在として注目を集めた法学部志望の高校生・森口美佐江（片岡凜）。次週予告に姿はない。
美佐江は1953年（昭和28年）3月に東京大学合格。第23週の劇中の年代は1959年（昭和34年）へ進む。順調なら、大学は卒業。司法試験受験（合格）か、社会人3年目か、あるいは…。
制作統括の尾崎裕和チーフ・プロデューサーは「美佐江の件はある種、解決しないまま終わっていますが、それが寅子にとって一体何だったのか、考える機会やシーンは今後あります」と予告している。