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4試合ぶり先発復帰フリーマン 欠場期間は「心を休ませようと…」家族の病気、右手中指骨折で心身ダメージ

スポニチアネックス 2024年8月31日 10時10分

 ドジャースのフレディ・フリーマン内野手(34)が30日(日本時間31日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦で「3番・一塁」で4試合ぶりにスタメン復帰した。

 フリーマンは今月17日(同18日)のカージナルス戦で右手中指を負傷。その後、骨折が判明した。負傷者リスト(IL)入りすることなく出場を続けていたが、前カードのオリオールズ3連戦はスタメンから外れ欠場していた。

 4試合ぶりにスタメン復帰し「(ラインアップから外れて)3日が経ち、もう骨折していないと言いたいところだか、まだ折れている」と患部は骨折したままと明かした。

 それでも「先週から痛みのレベルはだいぶ和らいでいる」とし「先週は練習できなかったことができるようになっている。それが大きい。昨日はいつも行っている3ラウンドの打撃練習を室内で行うことができた。スイングも思い通りにできた」と徐々に回復していると説明。「明日で骨折してから2週間になると思うが、1日ごとに良くなっている。痛みは和らいでいるからやってみるつもりだ」と語った。

 7月下旬には三男・マキシマスくんが「ギラン・バレー症候群」を発症。約10日間、チームを離れた。「いろいろなことが重なり、精神的な休養、指を休めることになったのだと思う。この1カ月半、僕ら家族にとってはいろいろなことがあった。子供のこと、家族の無事を確認するのに必死だった。そして、指を骨折した。そのケガを乗り越えてプレーする精神的な辛さもある」と心境を吐露した。

 続けて「この6、7週間は本当にいろいろなことがあった。だから指の骨折と言いたいところだが、そうではないんだ。この3日間は脳をシャットダウンし、あまり物事を気にしないようにして、心を休ませようとした。指の骨折が4日で治るものではないのは、みんなわかっていたと思うけど、ただ、この4日間の休みを最大限に利用し、この5週間をリセットし、ベストを尽くそうとしたんだ」と欠場した期間は骨折の回復に努めただけでなく、心の休養にもあてたと説明した。

 その上で「休養に入り、こう思ったんだ。もうちょっと休んでみようかなって。人生にはいろいろなことはある。この6週間には本当にいろいろなことがあった。息子たちの部屋で一緒に寝なきゃいけないしね。彼らにはできる限りのことをした。そして、今、僕はここに戻り、試合に臨む。まだ日々、様子を見る状態だと思うけど、僕の中では毎日プレーするつもりだ。先週よりはずっといい。いつものように準備はできたからね」と心身ともに戦う準備は整ったと力を込めた。

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